天王寺区が幸村ゆかりの名所・旧跡巡るルートを設定

天王寺区が幸村ゆかりの名所・旧跡巡るルートを設定

大阪市天王寺区は3月、「大坂の陣」の舞台となった同区の魅力を知ってもらおうと戦国武将、真田幸村(信繁)ゆかりの名所・旧跡など11カ所を巡る「真田幸村めぐルート」を設定し、ロードサインも23カ所に設置した。
同区は2014年度と2015年度、大坂の陣(1614~1615年)から400年を迎えたことを記念し、同区で戦死した幸村をテーマにしたイベント「天王寺 真田幸村博」を実施したほか、真田丸の復元ジオラマの制作、真田丸跡といわれる大阪明星学園に「真田丸顕彰碑」を建立した。これにより、今年はNHK大河ドラマで「真田丸」が放映されていることもあり、現在も幸村ゆかりの地を訪れる観光客は多い。
真田山エリアと天王寺エリアに分けたゆかりの地は戦場となった茶臼山、幸村の最期の地と伝えられる安居神社、真田の抜け穴跡が残る三光神社など11カ所を選定した。各所にこれらの地を取り上げた、大型の案内サインを設置したほか、街歩きに便利な「真田幸村めぐルートマップ」も制作している。