「王羲之から空海へ」日中の名筆集結 市立美術館で特別展

「王羲之から空海へ」日中の名筆集結 市立美術館で特別展

日本と中国の名筆を集めた特別展「王羲之から空海へ 日中の名筆 漢字とかなの競演」が4月12~5月22日まで、大阪市立美術館で開かれる。期間中、中国書蹟約90点、日本書蹟約120点、途中の展示替えにより国宝や重要文化財含む約230点が展示される。
中国からは王羲之(おうぎし)から鷗陽詢(おうようじゅん)ら唐代初めの三大家、蘇軾(そしょく)ら宋代の四大家を経て明代末期~清代初めの王鐸(おうたく) らに至る大家の作品群、日本から空海ら三筆、小野道風ら三跡から、「高野切(こうやぎれ)」をはじめとする平安期古筆の名作を経て、江戸時代にいたる作品群を揃える。
開館時間は9時30分~17時。月曜休館(休日の場合は翌平日)。入館料は一般1300円、高校・大学生1000円、中学生以下無料。
大阪市立美術館80周年、日本書芸院創立70周年記念事業として開催。