大阪などで本を通じた交流「ブックフェスタ」開幕

大阪などで本を通じた交流「ブックフェスタ」開幕

カフェ、病院、寺などにメッセージを添えたお気に入りの本を持ち寄り、ホンの貸し借りを通じて交流を楽しむ私設図書館「まちライブラリー」のイベント「ブックフェスタ in 関西」が4月16日、大阪など近畿2府4県で始まった。
まちライブラリーと公共図書館、書店などが協力して展開する”本の祭典”で、5月15日までの会期中、大阪府内でも絵本の読み聞かせやワークショップなどが予定されている。
まちライブラリーは、大阪府立大客員研究員の礒井純充(いそい・よしみつ)氏らが提唱し、平成23年に大阪で始まった。本には寄贈者のメッセージカードが付けられ、読んだ人はカードに感想を書き込むのが特徴で、見知らぬ人同士が交流できるのが魅力だ。大阪市内では初日の16日に12のイベントが行われた。