大阪の起源に迫る「難波宮前夜の王権と都市」展
特別企画展「都市大阪の起源をさぐる難波宮前夜の王権と都市」が大阪歴史博物館(大阪市中央区)で開催されている。8月29日まで。
難波遷都(645年)が行われた大阪の上町台地は、古い時代から政治・外交施設や寺院が造られてきたと『日本書紀』に記されており、人やものが行き交う都市的な状況が難波宮以前に生まれたと考えられている。
今回は、大阪文化財研究所の協力なども得ながら行われたこれまでの発掘調査の成果として明らかになった、難波宮が誕生する以前の状況を、当時の地形・自然環境を復元した古地理図や、豊富な出土品、発掘現場の写真約200点を展示し、紹介する。
開催時間は9時30分~17時。火曜日休館。入場料は大人600円、高校・大学生400円、中学生以下無料。