全日食がJA全農と提携 JAの地方店舗テコ入れ
全国の中小スーパーに商品を供給するボランタリーチェーンの全日本食品(東京都足立区)と、全国農業協同組合連合会(JA全農)は10月14日、商品の供給などで業務提携したと発表した。小型店の運営コスト削減に強みを持つ全日食チェーンが、JA全農に農灰を提供。過疎化などで販売が低迷しているJAグループの地方店舗をテコ入れする。全日食チェーンが全国に持つ調達・物流網を使って、JAの食品スーパー「Aコープ」向けに菓子や調味料などの加工食品の供給を増やす。また、POSシステムや自動発注システムをAコープに導入する。3年以内に全国約30店に増やす計画だ。