日本の漁業生産 22年で6割減、養殖2割減に 魚離れで
1990年から2012年に至るこの22年間で世界の漁業生産量は8割伸びた中で、日本は人口減や消費者の魚離れを反映し、生産量は6割減り、養殖も2割減っていることが分かった。天然漁獲による世界の漁業生産量は90年の1億284万㌧から12年の1億8289万㌧へと7%増にとどまったが、このうち養殖は9043万㌧と5倍超に大きく伸び、全生産量の半分近くを占める。養殖生産量が最も多いのは中国で、22年で7倍近くに増えた。インドネシアやベトナムなどアジア各国の伸びも目立つ。