農研機構北海道が捨てる部分少ないタマネギ新品種開発
農研機構北海道農業研究センターは、加工用長球タマネギ新品種「カロエワン」を開発した。ファミリーレストランやコンビニのサラダなどに使われる加工用タマネギは低コストが求められるため、歩留まりの高さが重要。従来のタマネギでは球形のため外皮をむく作業が面倒なうえ、頂部・底部の捨てる部分の割合が23%とムダが多かった。新タマネギは形を円柱に近づけて捨てる部分の割合を17%に低減。歩留まりが向上した分だけ低コスト化できるというわけだ。2017年度に種子を発売する計画だ。