14年産米1等比率82%に上昇 関東・東北は90%超
農林水産省が11月20日発表した2014年産米の品質検査は、10月末時点で1等の比率が前年同期比1.8ポイント高い82.0%だった。夏場の日照不足で西日本中心に品質低下の懸念も出ていたが、産地側が粒の小さいコメを主食用に出荷しないなどの対策を取っているのが影響したようだ。検査数量は378万4600㌧で前年同期比0.5%減った。関東の1等米比率は前年同期比4.0ポイント高い93.0%、東北は1.8ポイント低下したが、91.7%で9割を超えた。北海道は83.5%で7.1ポイント低下した。