神戸のベーカリー、ドンクがアジア出店を積極化
神戸市の大手ベーカリー、ドンクが、富裕層や中間層が増え、パン食が根付きつつあるアジアでの出店を積極化する。2015年2月期は中国や台湾などに3店を開設、来期をメドにベトナムやマレーシアなど未進出国に出店する。12月は上海の日系百貨店にミニクロワッサンの量り売り店「ミニワン」、タイ・バンコクの百貨店に主力のパン店「ドンク」とミニワンも併設店をそれぞれ出す。15年1月に台湾の郊外にある大型モールに台湾初となるカフェ併設型パン店も開く。どの店も食パンやフランスパンなど日本と同様に100品目程度をそろえ、価格はタイで平均80~90円前後と、日本の半額程度に抑える。