近畿2カ月ぶり貿易赤字 LNGの輸入増加響く

近畿2カ月ぶり貿易赤字  LNGの輸入増加響く

大阪税関が2月19日発表した近畿2府4県の1月の貿易概況によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支(速報値)は756億円の赤字だった赤字は2カ月ぶり。発電などに使う液化天然ガス(LNG)の輸入増加が響いた。輸入額は前年同月比10.9%源の1兆3803億円。原油などは価格下落の影響で輸入額が大幅に減少したが、パプアニューギニアやナイジェリアからのLNGは増加した。輸出額が19.9%増の1兆3047億円で、中国やシンガポール向けスマートフォン向けメモリーや、中国向け液晶部品が1月として過去最高を更新した。