大阪地区百貨店1月売上高2.2%増と7カ月連続のプラス

大阪地区百貨店1月売上高2.2%増と7カ月連続のプラス

日本百貨店協会が2月19日発表した大阪地区の百貨店売上高は、前年同月比2.2%増の686億円と7カ月連続プラスだった。伸び率は東京地区の0.7%を上回り、全国で最大。福袋などの初売りが盛況で、外国人観光客の来店が増えた。商品別では、外国人に人気が高い化粧品が15.4%増。高額商品の美術・宝飾・貴金属も16.7%増だった

神戸地区は2.4%減の143億円。京都地区はJR京都伊勢丹が計算方法を変更した影響もあり、13.2%減の210億円だった。なお、1月の全国百貨店売上高は既存店ベースで2.8%減となり10カ月連続で前年を下回った。東京と大阪はプラスとなったが、主要10都市以外の地方では5.5%減となり、大都市と地方の差が大きく開いた。