農協の金融業務を農中に移管 農産物販売に集中へ

 政府はJAバンクとして全国の農協が手掛ける貯金や融資などの金融業務を農林中央金庫と信用農業協同組合連合会に移す検討に入った。各農協が農産物の販売に集中できるようにし、農業の競争力向上を図るのが狙い。企業による農業経営への参入緩和と合わせ、農政改革の柱とする。