近畿の11月景況感 4カ月連続悪化 生活関連消費振るわず
帝国データバンク大阪支社まとめた11月の近畿2府4県の景気動向調査によると、企業の景況感を示す指数(DI)が前月比0.6ポイント悪化の42.1と4カ月連続で前月を下回った。全国(43.5)との格差は1.4ポイントで変わらなかった。業種別では10業界中7業界で景況感が悪化した食料品や衣料など生活関連の消費が振るわず、卸売り(38.5)やサービス(45.6)が前月から悪化した。自動車販売などが上向き、小売り(33.7)は2カ月ぶりに改善した。