米国産食肉1月は落ち込む 冷蔵豚・牛肉は4割減

米国産食肉1月は落ち込む  冷蔵豚・牛肉は4割減

1月の財務省貿易統計(確報)が2月26日発表された。これによると、米西海岸での労使対立で物流が滞った影響で、米国産食肉の落ち込みが目立った。冷蔵豚肉は9760㌧と前年同月比41%減った。冷蔵牛肉も3193㌧と同46%減った。一方で保存がきく冷凍品は牛肉が同23%増、豚肉が同7%増となった。冷蔵・冷凍の合計は牛肉が前年同月比1割減の1万1381㌧、豚肉が同3割減の1万5420㌧だった。米西海岸の労使対立は2月20日、暫定合意したが、当面は冷蔵を中心に品薄が続くとみられる。