14年は冷凍パスタ・米飯が高い伸び 富士経済分析
富士経済(東京都中央区)は、2014年の加工食品市場分析をまとめた。13年比で伸び率が大きかったのは冷凍米飯類、冷凍パスタで、それぞれ8.3%増(234億円)、4.1%増(483億円)と分析。冷凍米飯は本格的な朝食を求める需要、冷凍パスタは生パスタブームが背景、要因として挙げている。
冷凍米飯の注目商品ではニチレイフーズの「本格焼おにぎり」などを挙げた。シニア層の購買につなげたことがヒットの要因としている。冷凍パスタでは日清フーズの「青の洞窟PREMIUM」。めん類では13年まで伸びをけん引していた生めんタイプのノンフライめんに一服感がみられるとしている。