食料自給率の目標を50%から45%へ引き下げ 農水省

食料自給率の目標を50%から45%へ引き下げ   農水省

農林水産省がカロリーベースで50%を目標としてきた食料自給率目標を、現在の50%から45%へ引き下げる方向で調整していることが3月12日、分かった。今後10年間の農業政策指針とする「食料・農業・農村基本計画」に明記する。実現可能な目標に見直すことで、自給率の向上を追求する政策から収益力重視へと転換を図る。日本の食料自給率は平成25年度まで4年連続で39%と目標を大幅に下回っている。