トモニ・大正銀が16年4月経営統合 3行合併も視野

トモニ・大正銀が16年4月経営統合 3行合併も検討

第ニ地銀の香川銀行と徳島銀行を傘下に持つ四国のトモニホールディングス(本社・高松市)と、三菱UFJフィナンシャル・グループ系列の大正銀行(本店・大阪市)は4月10日、経営統合に向けた協議に入ると正式発表した。2016年4月に関西・四国を地盤とする広域地銀グループが誕生する。統合後の成果を見極め、3行の合併についても検討する。

トモニが、大正銀行の株主から株を受け取る代わりにトモニ株を渡す株式交換方式で大正銀行を買収する。大正銀行はトモニの全額出資子会社となる見通し。統合後の預金量は計3兆円規模となる。統合後、3行の合併を視野に入れた協議を進めることでも合意した。