2月外食売上高 ファストフード除き3カ月ぶり増加
日本フードサービス協会が3月25日発表した2月の外食産業市場動向調査によると、売り上げは3カ月ぶりに前年を上回った。記録的な大雪に見舞われた前年に比べ、天候が比較的穏やかで、客数、売り上げはファストフード以外の業態で前年を上回った。客単価も引き続き好調だった。ファストフードの売り上げは前年同月比5.7%減だった。特に洋風では日本マクドナルドで起きた異物混入問題の影響が消えず、同16.2%と大きく落ち込んだ。パブ・居酒屋は店舗数が同4.7%減となったが、穏やかな天候が寄与し客数は同0.8%増と13カ月ぶり、売り上げは同0.3%増と34カ月ぶりに前年を上回った。ディナーレストランの売り上げは同10.1%増、ファミリーレストランは同8.9%増、喫茶は同5.7%増といずれも好調だった。