東芝・サタケがコメの品種判別キット開発 偽装防ぐ
東芝は精米機メーカーのサタケと、「コシヒカリ」「あきたこまち」など主なコメ品種を約2時間で判別できる検査キットを開発し、全国の農協やコメ商社などに販売を始めた。これまで数日かかっていた検査期間が大幅に短縮され、品種の偽装や異なる品種の混入を簡単に見抜けるようになる。
粉砕したコメから薬品を使ってDNAを取り出し、その液体をカード状のキットに入れる。このキットを専用の検査装置に取り付けると、自動的に品種が判定され、パソコンの画面に表示されるという。