14年外食市場24兆3686億円で3年連続増

14年外食市場24兆3686億円で3年連続増

日本フードサービス協会(JF)が6月15日に発表した2014年の外食産業の市場規模の推計額は前年比1.5%増の24兆3686億円だった。3年連続で増加した。消費増税や夏場の天候不順による伸び悩みはあったが、1人当たりの外食支出額や訪日外国人、法人交際費の増加などが寄与した。
飲食店の市場規模は前年比1.6%増の13兆1213億円だった。「食堂・レストラン」は同2.7%増、「そば・うどん店」は同1.2%増、「すし店」は同1.2%増だった。ファストフードのハンバーガー店ナドを含む「その他の飲食店」は、日本マクドナルドの使用期限切れ鶏肉問題発覚の影響を受け、同4.9%減と落ち込んだ。