高級魚介類を急速凍結 旬の味を年間通して提供

高級魚介を急速凍結 旬の味を年間通して提供

食品の卸販売を手掛ける、にこっと(新潟市)はノドグロや南蛮エビといった新潟県産の高級魚介類を急速凍結し、季節を問わず、食べられるようにした海鮮丼を開発した。全国に出回ることの少ない日本海の海の幸を、4種類組み合わせることで希少価値を高めた。贈答用にインターネットで販売し、2016年度に約200万円の売り上げを目指す。
開発したのは「白朱喝菜(はくしゅかっさい)」。新潟県産米を付けた4食入りで6600円、2食入りで3600円で販売を始めた。マダイ、ノドグロ、柳カレイ、南蛮エビが入っている。旬の時期に水揚げされた高級魚介類を凍結した。
凍結には魚介類の細胞の破壊を防ぎ、解凍した時のドリップを少なくする特殊な急速凍結機を使用する。解凍して食べるときに生食に近い味や食感で食べることができるという。