全国初のヘイトスピーチ条例、大阪市議会で成立
大阪市の吉村洋文市長にとって初めてとなる議会で、全国で初めてのヘイトスピーチ対策条例など4つの議案すべてが可決された。
街頭などで人種差別をあおる、いわゆるヘイトスピーチに対する条例は、審査会が認定すれば団体や氏名を公表する全国初めてのもの。自民党が表現の自由の観点から反対したものの、維新、公明、共産の賛成で可決。
また、当初今議会での成立は難しいとみられていた民泊条例と、大阪市立大学大阪府立大学の統合準備を進める議案については、当初案から付帯決議が付けられた形で、共産党以外の賛成で可決、成立した。