大阪府来年度予算 財源不足で財調基金710億円取り崩す

大阪府来年度予算 財源不足で財調基金710億円取り崩す

大阪府は2月19日、厳しい財政状況を補うため来年度予算で財源不足を補う「財政調整基金」から、過去最大の約700億円を取り崩すと発表した。松井一郎府知事が明らかにした。大阪府は来年度約800億円の収支不足になる見込みで、財調基金から710億円を充てて補う予定だとしている。
財政調整基金はこのままいくと、再来年度には底をつく見通しだ。一般会計で約3兆2700億円の予算には4月に設置を目指す副首都推進局の運営経費に約3億9000万円などが計上されている。