大阪府の人口883万人で68年ぶり減少 世帯数は増加

大阪府の人口883万人で68年ぶり減少 世帯数は増加

大阪府が2月22日発表した国勢調査の速報値(2015年10月1日現在)によると、68年ぶりに人口が減少する見通しだ。前回5年前の調査から2万6337人(0.3%)減の883万8908人だった。
大阪市など10市町で増えたが、門真市など33市町で減少した。府は少子高齢化で2040年には750万人に減ると予測している。男性が前回調査から3万485人減の425万5081人、女性が同4148人増の458万3827人だった。世帯数は同約9万世帯増の392万1923世帯。高齢者の単身世帯の増加や核家族化が影響しているとみられる。
市町村別で最も減ったのは門真市(7474人減)で、東大阪市(6928人減)がこれに次ぐ。一方、最も増えたのは大阪市(2万6428人増)、2番目が吹田市(1万8728人増)だった。