シャープ 17年春の新卒採用約2倍の290人を計画

シャープ 17年春の新卒採用約2倍の290人を計画

経営再建中のシャープは4月11日、2017年春の新卒採用数を2016年春の実績(151人)の2倍弱の290人とする計画を発表した。内訳は大卒200人(16年121人)、高卒90人(同30人)。
シャープは2015年に3200人以上の希望退職を断行、若手の自主退職も相次いでいる。こうした状況を受け、事業を推進する各カンパニーから聞き取りを行ったところ、人員増を求める声が高まっていたという。この採用計画は、親会社となることが決まった台湾の鴻海精密工業に報告し、11日発表した。