大阪府・大阪市共同で新大学設置方針決まる

大阪府・大阪市共同で新大学設置方針決まる

大阪府立大学と市立大学の統合問題で、新大学は府と市で共同設置する方針が決まった。
4月19日開かれた副首都推進本部会議で大阪府の松井一郎知事は、財源の面からこれまで市立大学が主張してきた、府立大を吸収する形での単独設置に反対。市立大学側に共同設置を迫った。
これを受け、市立大の荒川哲男学長はこれまでの方針を一転、「設置団体は我々が決めることではないので、共同設置で結構」と応じ、共同設置することが決まった。この結果、6年後の新大学発足に向けてにわかに動き始めた。