トウモロコシが4年ぶり安値 好天続き生育順調

トウモロコシが4年ぶり安値好天続き生育順調

 トウモロコシの国際価格が一段と下落している。指標となるシカゴ先物は7月23日の時間外取引で1ブッシェル3.6㌦前後。直近の高値を付けた5月上旬と比べ3割安い。約4年ぶりの安値だ。米国の産地では7月上旬から生育に重要な受粉が順調に進んでおり、豊作の見通しが強まっている。

大豆や小麦も生育は良好で値下がりが進んでいる。豊作になればトウモロコシや大豆を原料にする飼料価格が下落する可能性がある。