プチ“セレブ”感訴求の海外外食チェーン続々上陸

プチ“セレブ”感訴求の海外外食チェーン続々上陸

 海外発の外食チェーンによる日本への「初上陸」や「再上陸」の動きが相次いでいる。健康志向のヨーグルトや高級ハンバーガーなど、やや高価格帯だが、ぜいたくな気分を楽しめるのが特徴だ。

 「ハリウッドセレブに人気」とアピールする米国発のヨーグルトチェーン「」ピンクベリー」の国内第1号店が7月、東京・台場にオープンした。店頭のガラスケースには、マンゴーやアーモンドなど色彩豊かな食材が並ぶ。客はヨーグルトに盛り付けるトッピングを、果物など約30種類の中から選ぶ。トッピングした通常サイズの価格は640円と高めだが、顧客には受けている。

 約30年前に日本から撤退したが、15年に国内再進出を目指すのは、米ハンバーガーチェーンの「カールス・ジュニア」。同業態のチェーンと合わせて世界31カ国に3473店舗を展開する。ハンバーガーの価格は400円程度するが、パン屋肉の素材にこだわっている。