商店街が抱える課題解決の知恵 大阪府が募集
大阪府は空き店舗対策など府内の商店街が抱える課題の解決へ民間の知恵を生かすため、7月16日に公開審査を実施する。第1次審査を通過した8企業・団体が会場で提案内容を説明し、有識者ら審査員と傍聴する一般参加者に採点してもらう。4件程度を選んで年度内に事業化する。
府は空き店舗の有効活用と、地域コミュニティーの担い手としての機能充実という2つのテーマで提案を募集。6月20日までに16件の提案があった。書類審査の結果、8件の提案が残った。公開審査は16日、ホテルアウィーナ大阪(大阪市天王寺区)で開き、傍聴者100人を募集している。参加は無料。優秀案に選ばれた企業・団体は府が委託契約を結び、1件当たり上限270万円の委託料を出す。年度内にアイデアを実践し、2015年3月に成果を発表してもらう。