農相が農協改革で「頑張る農家支える」
林芳正農林水産相は6月7日、東京都内で開かれた国際会議「ラウンドテーブル・ジャパン」で農協改革について、「頑張っている農家をサポートするという視点で結論を出さないといけない」と述べた。地域農協の意欲を引き出し、農業の生産性向上につながるような制度づくりがカギとの認識を示した。
同農水相は農業活性化には「需要サイドと供給サイドがバリューチェーン(価値の連鎖)でつながらないといけない」と指摘。全国には生産から流通、加工まで手掛ける6次産業化など、いろいろな取り組みをしている地域農協はいっぱいある-などと語った。同会議では政治家や経営者、投資家が日本や世界経済の将来を話し合った。