水産庁がEU向け水産加工品の輸出支援

水産庁がEU向け水産加工品の輸出支援

 水産庁は、水産加工品の欧州連合(EU)向け輸出を後押しする。日本の水産加工メーカーがEUに輸出するには、衛生基準を定めた国際認証、危険度分析による衛生管理(HACCP)をとらなくてはならない。EU向けの認証は世界で最も厳しいとされ、2014年3月末時点で29の水産加工場しか認められていない。その輸出に必要な国際認証の認定は保健所しかできなかったが、今秋までに水産庁が自ら認定に乗り出す。これによって認定にかける期間を大幅に短縮し、欧州市場での日本製品の販売拡大につなげる。