井関農機 15年1月から植物工場向け計測装置を発売
井関農機は6月19日、植物工場で野菜などの生育状況を把握できる計測装置を2015年1月に発売すると発表した。この装置は、植物の光合成機能を画像計測し数値化できる。生育状況を“見える化”することで、異常に早く対応し、収量を一定に保てるようにする。夜間に発光ダイオード(LED)の光を植物に照射し、どれだけ光合成ができたかを特殊なフィルターのついたカメラで撮影。画像を解析し、日々の生育異常や病気の予想もできるという。
今後、急速な伸びが予想される植物工場市場に向けた、業界初の同社の「植物生育計測装置」(PD6C)の販売予定価格は270万円。販売目標は年間50台。