東亜食品工業 ハラル認証の高級乾麺でイスラム圏輸出拡大

東亜食品工業 ハラル認証の高級乾麺でイスラム圏輸出拡大
 東亜食品工業(兵庫県姫路市)はイスラム教の戒律に従った「ハラル認証」を取得したうどんやそばの乾麺の品揃えを増やし、イスラム圏への乾麺の輸出拡大を目指す。4月に認証を得た11品目の乾麺に加え、6月末にも高級品4品目が加わる見通し。乾麺で同認証を得たのは同社が国内初。
    新たに認証を得るのは「古式饂飩(うどん)」「山芋つなぎ出石そば」「日本そば(国産)」「国産小麦うどん 玄の麦」の4品目。いずれも国産原料が主体の高級品で、認証団体の日本アジアハラール協会(千葉市)がすでに審査をした。6月末にも正式認証を得る見通しだ。同社は5月に認証マークを付けたそばとそうめん1万3000食分をシンガポールに初めて輸出している。