京都府農村に住み込み相談員地域再生へ旗振り
京都府は府内の農村の少子高齢化や高齢者支援といった地域の問題解決へ、今秋から専門の相談員を地域に配置する事業を始める。相談員は各地に3~5年ほど住み、自治体や関係団体とも連携して地域再生の旗振り役を担う。地域に根付いた活動を通じて住民らとの交流を深め、限界集落の減少や地域活性化につなげていく。
NPO法人などを対象に相談員の受け入れを希望する地域団体の公募を今夏にも始める。農村の過疎化対策に特化した団体として5件、そのほかに2件ほどを選ぶ。その後に、支援対象に選んだ地域の課題に対応できるコンサルタントらを募集。現地に住むことを条件に週3日、月13万円程度で府の非常勤職員として雇用する。