ローソン 年内メドに新潟特区で農業 各地で企業参入
ローソンは7月18日、新潟市で開かれた国家戦略特区区域会議で、新潟市内の農家と連携して、コメの生産・加工する計画を示した。同社は年内をメドに農業生産法人「ローソンファーム新潟」を設立。ローソン店舗で販売するおにぎりや弁当向けの生産・加工事業を推進する。新潟市の特区では農業生産法人の設立要件を、農作業者の役員が1人でも生産法人を設立できるなど大幅に緩和した。
農業分野では、兵庫県養父市の特区でもオリックス不動産などが廃校を利用した野菜工場などを運営する。規制緩和を活用して、新しい事業を始める動きが広がっている。