ウナギ養殖届け出制に 水産庁、取引の実態把握へ

ウナギ養殖届け出制に水産庁、取引の実態把握へ

 水産庁は生産量が減少して価格も高騰するウナギの取引を管理するため、年内にも養殖業者の届け出義務精度を導入する。稚魚シラスウナギは乱獲などで採取量や輸入量が激減しており、政府が養殖業者の数や稚魚の取引実態の把握に乗り出す。2~3年後には許可制にして管理体制を強め、ウナギの価格高騰などに歯止めをかけたい考えだ。