絶滅危惧ウナギを販売 国内の一部スーパーで
国内の一部のスーパーで、「ヨーロッパウナギ」と「アメリカウナギ」を取り違えて販売している実態が、環境NGO「グリーンピース・ジャパン」の調査で分かった。種類によっては絶滅の懸念が指摘され、食文化としての存在も危ぶまれているウナギ。それだけに、グリーンピースはずさんな流通管理が放置されるのは問題-と指摘している。
グリーンピースは今年5~6月、国内大手スーパー14社を対象に、各社の店舗で販売されている輸入物のウナギのかば焼きを購入。DNA検査を実施して種類を特定した。その一方で14社にアンケート調査を行い、販売しているウナギの種類を問い合わせたところ、12社が回答した。