7月既存店の食品スーパー0.2%増収3カ月連続プラス
日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が発表した7月の全国スーパー売上高は既存店ベースで7901億円と前年同月比で0.2%増加した。前年実績を上回るのは3カ月連続となる。4月の消費増税前に発生した駆け込み需要の反動減が調味料などで続くが、相場高などに支えられた生鮮品が全体の売り上げを押し上げた。生鮮3部門は2.9%増えた。とくに豚肉の相場高が影響した畜産が8.1%増と大きく伸びたのが目立つ。
7月29日の土用の丑のウナギ関連商品が販売好調だった。水産も2.5%増加した。コメや飲料、調味料といった一般食品が買いだめの影響がまだ続いており、2.1%減だった。