4~6月大阪中小製造業 業況悪化 下落は2四半期連続

4~6月大阪中小製造業 業況悪化 下落は2四半期連続

大阪信用金庫が7月6日発表した4~6月期の取引先中小企業の景気動向調査によると、製造業の売上高に関する業況判断指数が、前回調査(1~3月期)と比べて5.6㌽低下し、マイナス9.0となった。下落は2四半期連続。
製造業は消費増税前の駆け込み需要で発注が伸びた住宅が相次いで完成し、建材の需要が落ち込んだ。資材運搬にかかわる運輸業も悪化した。総合では、前回調査比0.2㌽増のマイナス7.1だった。調査は5月下旬、大阪府と兵庫県尼崎市の取引先1776社を対象に実施。1259社から回答を得た。