技術や味わいで一流のすしの普及を 世界のすし職人集合

技術や味わいで一流のすしの普及を 世界のすし職人集合

世界のすし職人が頂点を目指して競う「グローバル寿司チャレンジ2015」の決勝大会が11月25日、東京都内で行われた。14の国と地域での予選を勝ち上がった14人が、伝統の「江戸前すし」と独創性を競う「創作すし」の2分野で技を披露。接戦の結果、日本代表の地引淳さん(45)が優勝した。2位にはシンガポール代表のキン・ミェン・タンさん(32)、3位にはアメリカ代表のタカトシ・トウシさん(44)が選ばれた。
すしはすでに各国の食文化と融合し世界中で親しまれている。国際すし知識認証協会などでつくる実行委員会によると、海外には2万店以上の「すしレストラン」がある。ただ、そのほとんどは衛生管理やすしに関する正しい知識がないままに営業しているのが現状という。
このため、「グローバル寿司チャレンジ」は見た目だけでなく、技術や味わいでも一流のすしを普及させたいと、今回初めて企画された。