石川県でかき餅づくりが最盛期 色とりどり短冊状の餅
真冬の大寒波に見舞われている日本列島。そんな中、石川県白山市では今、北陸地方の名産・かき餅づくりが最盛期を迎えている。
同市の井関生産組合の作業場では、短冊状にカットされた、赤や黄色など様々に色付けされたものや、よもぎ、昆布、ごまなどを練り込んだものなど7種類、約20万個のかき餅が、麻縄に編み込まれて、カーテンのように揺れている。
かき餅は、もち米を蒸して搗(つ)き、短冊状に切って乾燥させた伝統食。気温が低く湿度が安定する冬場に、2カ月ほどかけて乾燥させる。出荷は3月上旬から。