13年度の国の新規融資は6年ぶりに減少 近畿財務局
近畿財務局は7月28日、2013年度に国が近畿2府4県の自治体に対して新規に貸し付けた財政融資資金が12年度比4.9%減の46438億円になったと発表した。減少は6年ぶり。12年度は、11年9月の台風で被害を受けた和歌山県が復旧事業に取り組み、同県への貸し付けが膨らんでいた。したがって、13年度は和歌山県への新規融資は252億円(30.7%)減の570億円に減少した。
4府県で12年度を下回ったが、兵庫県向けは耐震工事などの緊急防災・減災事業を中心に108億円(9.2%)増の1288億円、奈良県向けは13億円(4.1%)増の332億円とそれぞれ増えた。