違反看板なお3割 猶予7年 京都「景観条例」9月施行

違反看板なお3割 猶予7年 京都「景観条例」9月施行

 京都市が景観保全のため屋外広告物の色や大きさを厳しく規制している条例で、基準に合わない看板に許された猶予期間が8月末で終了する。市中心部の大通りで看板の付け替えが急ピッチで進む一方、全体の約3割は条例違反の状態が続く。市は悪質な事例は行政代執行による撤去も視野に指導を強化しているが、看板を掲げる業者からは「規制が厳しすぎる」と不満が漏れる。