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人類誕生へ進化の謎に迫る 大阪市立自然史博物館で特別展

人類誕生へ進化の謎に迫る 大阪市立自然史博物館で特別展

大阪市立自然史博物館(東住吉区)で、人類につながる進化の謎に迫る特別展「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」が開かれている。日本初公開の脊椎動物の祖先「ピカイア」、カンブリア紀の「アノマロカリス」、胎盤を持つ最古の哺乳類「ジュラマイア」など貴重な化石を展示。
同展は6月19日まで。午前9時半~午後5時。月曜休館。入館料は大人1300円、高校・大学生800円、中学生以下無料。
①カンブリア大爆発②海から陸へ③哺乳類の出現と多様化④人類への道-の4章で構成。フルハイビジョンの4倍のきめ細かさで表現できる4K映像などを駆使して、人類誕生に至る壮大な進化のドラマを解き明かしている。

中小企業・府民は安堵の声 福祉は不安 消費増税再延期

中小企業・府民は安堵の声 福祉は不安 消費増税再延期

安倍晋三首相による消費税引き上げの2年半延期が表明された6月1日以後、大阪府民や中小企業からは好意的に受け止める声が挙がった一方、社会保障拡充への影響を懸念する指摘も出て、「功」「罪」が相半ばする評価となった。
日々の暮らしの買い物への負担がなくなった府民や、増税による負担増を懸念していた中小企業からは安堵の声が多く寄せられた。一方、増税分を財源とする予定だった福祉分野の関係者からは「しわ寄せが来ないか」と一様に先送りの影響を不安視する声が聞こえてくる。
松井一郎知事は「将来的には増税は必要だ。ただ、いま上げればデフレ状態に戻る。持続可能な社会保障制度について根本から見直す中で、増税時期を判断していかなければならない」と語っている。
大阪商工会議所の尾崎裕会頭は「2度にわたる先送りは、財政再建に対する国際的な信頼を損ないかねない。早急に財政健全化の道筋を明確にすべきだ」とのコメントを出している。また、関西経済連合会の森詳介会長も増税延期発表の事前に行われた定時総会で、再延期に「明確に反対したい」としたうえで、「目先のことにとらわれていて、次の世代に”ツケ”を先送りしてはいけない」と訴えていた。

16市町が危険区域に 大和川など洪水による浸水想定

16市町が危険区域に  大和川など洪水による浸水想定

国土交通省近畿地方整備局は5月31日、2015年の関東・東北豪雨で堤防が決壊したことを教訓に、従来の想定とは異なる、最大規模の洪水が起きた際の新たな浸水想定を公表した。今回公表したのは大和川、加古川、揖保川と、それぞれの支流について地図にまとめたもの。
このうち大和川は予想される浸水の深さが最大で8㍍に達し、3㍍以上の浸水が川沿いを中心に広がるほか、大阪市では5㌔以上離れた浪速区や城東区まで浸水域が及ぶとされた。
さらに堤防の決壊などで住宅が押し流される恐れがある、特に危険性が高い区域「家屋倒壊等氾濫想定区域」が今回初めてしていされた。この結果、大阪市、堺市、松原市、柏原市、八尾市、藤井寺市や奈良市など16の市と町がその対象域となっている。

安倍首相 リニア大阪延伸前倒し表明 最大8年 国が支援

安倍首相 リニア大阪延伸前倒し表明 最大8年 国が支援

安倍晋三首相は6月1日の記者会見で、リニア中央新幹線の大阪延伸の時期を2045年から前倒しする方針を表明した。
政府とJR東海が最大8年前倒しする方向で調整を進めており、民間では資金調達が難しい事業に低利融資する財政投融資の活用が検討されている。
成長戦略の目玉にしたい政府と、財政リスクを低減したいJR東海の思惑が一致した形だ。

パナソニック TV用液晶パネル生産から撤退へ

パナソニック TV用液晶パネル生産から撤退へ

パナソニックがテレビ用液晶パネルの生産から撤退する方針を固めたことが5月30日、明らかになった。深刻な赤字が続いているためで、9月末をめどに姫路工場(兵庫県姫路市)での生産を停止する。
同社の撤退により、国内でテレビ用液晶パネルを生産するのは、台湾の鴻海精密工業傘下で再建を目指しているシャープ系工場のみとなる。
パナソニックの姫路工場で働く約1,000人の従業員のうち、テレビ用液晶パネル生産以外の製品に携わる人員を除き、数百人は国内の他の工場に配置転換する方向で検討している。

関西電力 7月から首都圏での家庭向け電力販売に参入

関西電力 7月から首都圏での家庭向け電力販売に参入

関西電力は7月1日から、首都圏の家庭向け電力販売を開始する。対象エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉に加え、栃木、群馬、茨城、山梨および、富士川以東の静岡県を合わせた地域。
同社はこれまで首都圏では、従来から自由化されていた法人向けはグループ会社の関電エネルギーソリューション(Kenes)を中心に電力販売を行っているが、4月から自由化されたことで人口・世帯数の多い首都圏の家庭向けにもお得な料金メニューや便利なサービスを前面に打ち出し、営業活動を本格化することになった。
家庭向けには今後3年間で10万件の顧客獲得を目標とし、グループの中期経営計画に掲げた「2025年に首都圏を中心に100億kwh(キロワット時)の販売」に向けて、取り組みを加速させていく。

境港から直送の今季初クロマグロに店頭沸く 解体ショーも

境港から直送の今季初クロマグロに店頭沸く 解体ショーも

大阪市の百貨店で5月30日、鳥取県境港市の境漁港で早朝、水揚げされた今シーズン初の天然クロマグロの試食宣伝販売会が行われた。あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)と阪神百貨店梅田本店(同北区)では大勢の買い物客らでにぎわっていた。近鉄本店では解体ショーもあった。
地元の官民でつくる堺港天然本マグロPR協議会が、一大消費地の大阪で水揚げ日本一誇る境港のクロマグロと、資源管理の実情を知ってもらうため昨年から行っている。

梅田スカイビルで風鈴まつり 涼やかな音色届ける

梅田スカイビルで風鈴まつり 涼やかな音色届ける

大阪市北区の梅田スカイビルで5月30日から、恒例イベント「滝見小路風鈴まつり」が始まっている。ガラスや陶器など多種多様の風鈴が並び、訪れる人に涼やかな音色を響かせ、ひとときの”涼”を届けている。6月2日まで。
イベントは、梅田スカイビル商店会が主催。同ビルの夏の風物詩として定着している。7回目の今回は、大阪をはじめ兵庫、岡山の3府県から計6団体が出展している。

USJ TDS超え昨年の入場者数世界4位の1,390万人

USJ TDS超え昨年の入場者数世界4位の1,390万人

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の平成27年の入場者数が東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)を抜いて、世界4位に浮上した。
USJは前年比17.8%増の1,390万人となった。TDSは同3.5%減の1,360万人だった。これにより前年は世界5位だったUSJが4位に上昇。TDSが4位から5位に落ち入れ替わった。
東京ディズニーランド(TDL)も4%減の1,660万人で、前年の2位から3位に後退した。
米カリフォルニア州に本部がある「テーマエンターテインメント協会」が世界のテーマパークの入場者数を発表した。

定員割れ”工科高離れ”に危機感 大阪府教育庁がPT設置

定員割れ”工科高離れ”に危機感 大阪府教育庁がPT設置

大阪府教育庁は5月25日、府立工科高校の魅力向上と情報発信に取り組むプロジェクトチーム(PT)を設置した。大阪府下全9校のうち6校で今春の受験者数が募集人員を下回った”工科離れ”の実態を問題視し、大阪の基幹産業である「ものづくり」の人材育成にテコ入れした格好だ。
PTには工科校長会をはじめ大阪商工会議所など経済界も参加し、大阪市中央区の府庁公館で対策を協議した。府教育庁によると、2016年度選抜(入試)で募集に届かなかった6校は、西野田工、茨木工、布施工、藤井寺工、堺工、佐野工だった。