定員割れ”工科高離れ”に危機感 大阪府教育庁がPT設置

定員割れ”工科高離れ”に危機感 大阪府教育庁がPT設置

大阪府教育庁は5月25日、府立工科高校の魅力向上と情報発信に取り組むプロジェクトチーム(PT)を設置した。大阪府下全9校のうち6校で今春の受験者数が募集人員を下回った”工科離れ”の実態を問題視し、大阪の基幹産業である「ものづくり」の人材育成にテコ入れした格好だ。
PTには工科校長会をはじめ大阪商工会議所など経済界も参加し、大阪市中央区の府庁公館で対策を協議した。府教育庁によると、2016年度選抜(入試)で募集に届かなかった6校は、西野田工、茨木工、布施工、藤井寺工、堺工、佐野工だった。