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「法定協議会」と「府市大都市局」廃止を可決 市議会

「法定協議会」と「府市大都市局」廃止を可決  市議会

大阪市議会は6月5日の委員会で、住民投票で否決された「大阪都構想」の制度設計を担った法定協議会と、事務局の大阪府市大都市局を廃止する議案を全会一致で可決した。6月10日の本会議でも可決されリ見通し。また、大都市局の事実上の後継組織となる「府市連携局」を設置する議案については、野党側が難色を示し採決が見送られた。

和風ジュレとジャム 特産セロリと柿で浜松の新しい味

和風ジュレとジャム 特産セロリと柿で浜松の新しい味

浜松商工会議所、とぴあ浜松農業協同組合(JAとぴあ浜松)で構成する「浜松産の食材でヒット商品を作ろう!プロジェクト委員会」は、このほど農商工連携による開発商品第1弾を発売した。地元特産品のセロリを使った「浜松セルリー和風ジュレ」と次郎柿を使った「浜北次郎柿ジャム」で、価格は398~482円(消費税抜き)。遠州鉄道グループの百貨店やスーパーなどで限定販売する。つくだ煮などを手掛けるマツダ食品(浜松市東区)が製造する。

富田林市で小学生らが「奇跡の復興米」田植え

富田林市で小学生らが「奇跡の復興米」田植え

大阪府富田林市で6月4日、被災がれきの中で実っているのが見つかった「奇跡の復興米」の田植えがはじまった。梅雨晴れの中、富田林市立喜志小学校の5年生80人が、同市喜志町の水田に苗付けした。
この復興米は、東日本大震災7カ月後の2011年10月、岩手県大槌町の菊池妙さん(74)が自宅跡、がれきの中で実っていた3株の稲穂から始まった。この稲穂を岩手県のNPO法人「遠野まごころネット」が育て、2014年秋に約12㌧を収穫。「大槌復興米」として販売されている。
富田林市が大槌町を復興支援していたことから、昨年種もみ1㌔が同市の市民団体に寄贈され、約150㌔を収穫した。今年はそのうち40㌔を種もみとし、市内の小学5年生約1000人がバケツで栽培。千早赤阪村の棚田などでもこの復興米の田植えが行われる。

大阪主要百貨店の夏セール遅め 7/8以降開始多い

大阪主要百貨店の夏セール遅め 7/8以降開始多い

阪急、大丸、高島屋など大阪主要百貨店が相次ぎ、今夏のバーゲンセールの開始を7月8日以降に遅らせる。株高を追い風に、値引きの有無にこだわらず、欲しい商品を選ぶ消費者が増えているためだ。
阪急梅田本店は昨年より1週間遅らせ、7月15日に開始する。阪神百貨店本店は2週間遅い7月8日スタート。大丸松坂屋、高島屋は約2週間遅らせ、大丸梅田店もそれぞれ7月22日から。「あべのハルカス」の近鉄本店、そごう神戸店は7月1日からスタートする。

伊藤園 熊本農業法人に出資 茶園育成事業を拡大

伊藤園 熊本農業法人に出資 茶園育成事業を拡大

伊藤園は九州地区で進めている茶園育成事業を拡大する。6月中に熊本県内の農業生産法人である濱野製茶(熊本県相良村)へ出資する。伊藤園の農業法人への出資は初めて。濱野製茶は2016年に県内に製茶の新工場を建設予定で、伊藤園も後押しする。
緑茶は日本の伝統的産業だが、高齢化と過疎化などで耕作放棄地が年々拡大し、伊藤園は茶園復活再生の育成事業に取り組んでいる。取り組みエリアは鹿児島、宮崎、大分、長崎の4県だったのを、今回熊本県も加え拡大するもの。

13年度の6次産業による農水産関連販売額5%増

13年度の6次産業による農水産関連販売額5%増

農林水産省の調査によると、生産から加工・販売まで手掛ける6次産業による農水産関連の2013年度の総販売額は、前年度比5%増の約2兆284億円だった。調査を開始した11年度から2年連続で拡大した。
農業関連の販売額は5%増の1兆8252億円だった。業態別にみると、直売所が7%増の9025億円、加工が2%増の8406億円だった。

大阪府など「大阪バイオ戦略2015」の具体策まとめる

大阪府など「大阪バイオ戦略2015」の具体策まとめる

大阪府などは国家戦略特区の規制緩和を受けた医療分野の研究開発として、新設された創業支援機関の活用を柱にした「大阪バイオ戦略2015」をまとめた。具体的な施策として新規の12項目を含む85項目を挙げ、産業界や大学・研究機関と連携して、医薬品や医療機器の開発を支援する。

「大阪戦略調整会議」巡り維新・自民が協議 市議会

「大阪戦略調整会議」巡り維新・自民が協議 市議会

大阪維新の会と自民党の大阪市議団は6月4日、自民党が議員提案した「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の設置条例案について、幹部らが懇談した。大阪会議は府と大阪、堺の両政令市の首長と議員で構成し、広域の行政課題を話し合う。懇談は維新が呼び掛け実現した。約1時間自民側が内容を説明し、維新側の質問に答えた。

住吉市民病院の閉院 最長2年延期 民間病院誘致難航で

住吉市民病院の閉院 最長2年延期 民間病院誘致難航で

地方独立行政法人「大阪市民病院機構」は、2016年3月末の予定だった大阪市立住吉病院(大阪市住之江区)の閉院時期を、最長で2018年3月末に延期する方針を固めた。跡地への民間病院誘致が難航しているためだ。同機構に100%出資している市の意向を受けて、閉院時期の延期を決めたという。

イオンが完全養殖クロマグロ PBで2000店舗で販売

イオンが完全養殖クロマグロ PBで2000店舗で販売

イオンは6月4日、水産大手のマルハニチロや鹿児島県の養魚会社と組んで完全養殖したクロマグロを、総合スーパー「イオン」の東京都内の一部店舗で発売した。今後、グループのダイエーや「マックスバリュ」などを含めた各地の計2000店に扱いを広げる予定だ。販売は、グループで3500匹分。2カ月程度で販売が終了する見通し。
イオングループのプライベートブランド商品として販売し、商品名は「奄美うまれ生本まぐろ」。価格は刺し身用の中トロが100㌘当たり1382~1922円。クロマグロは奄美養魚(鹿児島県瀬戸内町)の養殖場で卵から3年以上かけて育てられた。