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スイカ、メロンの卸価格 天候不順で足元高値

スイカ、メロンの卸価格 天候不順で足元高値

夏に旬を迎えるスイカやメロンは足元では卸価格が高くなっている。東京・大田市場では熊本産のスイカ(相対取引・中値)が15㌔4100円前後と前年同期に比べ4割弱高い。茨城産のアンデスメロンも5㌔3000円前後と同2割高い。4月の天候不順で出荷量が減っている。スイカやメロンは4月上旬の低温や日照不足の影響が今の時期に出ている。一株あたりの実の数が減り、サイズも小さくなっている。天候は回復しているため生育も良くなり、スイカもメロンも6月の卸値は前年並みになる見込み。

新潟薬科大「幻のコメ」で甘酒を製造 企業と連携

新潟薬科大「幻のコメ」で甘酒を製造  企業と連携

新潟薬科大学は、かつて新潟で栽培されていた希少な農産物を使った商品の開発で、県内の酒造・味噌製造会社と連携する。今代司酒造(新潟市)とは幻のコメとされる「白藤」を使った甘酒を製造して販売。味噌製造の峰村商店(新潟市)とは6月から、昭和初期ごろまで栽培された大豆の復活に着手する。同大の学生が製造や販売にも参加。新潟の新たな特産物に育成し、農業振興につなげる。

百貨店7社が「スーパークールビズ」着こなし提案

百貨店7社が「スーパークールビズ」着こなし提案

夏の軽装「スーパークールビズ」を呼び掛けようと、関西に店舗を構える百貨店7社が6月2日、高島屋大阪店(大阪市中央区)で、社員がモデルになってお勧めの着こなしを提案するファッションショーを開いた。男女14人がコーディネートを紹介した。
男性は軽くてスーツ姿にも合うビジネスリュックやスエットパンツ、女性は手洗いができる綿素材のジャケットや、ゆったりとしたはき心地のズボンなどを披露した。
高島屋大阪店では4月からクールビズ商品を展開。生地に凹凸のある織りが特徴の「フレスコタイ」は若い世代に人気で、昨年の2倍以上のペースで売れている。メッシュ素材で通気性のいい男性用下着は3割増、半袖シャツも2割増の売れ行きという。

輸入キウイ一人勝ち NZ産安定 円安でも価格前年並み

輸入キウイ一人勝ち NZ産安定 円安でも価格前年並み

スーパーなどの果実売り場でキウイフルーツの販売が好調だ。天候不順や円安で他の果実が高値となる中、価格が比較的安定しているのが奏功している。主産地のニュージーランド(NZ)は枝が枯死する「かいよう病」に悩まれてきたが、病害に強い品種「サンゴールド」への切り替えを進め、安定供給の体制を整えている。
都内でのNZ産キウイの店頭価格は、1個100円程度と前年とほぼ同水準だ。他の果実は国産・輸入を問わず高値が目立つ。

ハナマルキ「塩こうじレモン」を発売 夏場商品

ハナマルキ「塩こうじレモン」を発売 夏場商品

味噌・醸造製品のハナマルキ(長野県伊那市)は6月1日、発酵調味料「塩こうじレモン」を発売する。塩こうじの奥深い味わいとレモンの爽快さが一度に楽しめる。
同社の塩こうじ商品の売上高は2012年の発売から増えているが、これまでは秋から冬にかけての需要が多かった。今回、さっぱりした風味のレモン味を投入し夏場の売り上げを増やす。新商品で2015年の塩こうじ関連商品の売上高を前期比13%増の8億5000万円とすることを目指す。

大阪主要百貨店 5月も訪日客需要の伸び続く

大阪主要百貨店 5月も訪日客需要の伸び続く

大阪の主要百貨店は6月1日、5月の売上高(速報値)を発表した。景気回復で、宝飾品など高額商品の売れ行きが好調だった。高島屋大阪店(大阪市中央区)は前同月比16.4%増となり、訪日外国人向けの販売が伸びた。大丸は心斎橋店(同)が28.5%増、梅田店(大阪市北区)は12.8%増。阪急百貨店梅田本店(同)も免税売上高が大幅に伸び17.3%増となった。
「あべのハルカス」に入る近鉄百貨店本店(大阪市阿倍野区)は、昨年3月の全面開業の効果が一巡し、前年同月に比べ約2%減。建て替え工事中で、売り場面積が縮小している阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)は19.7%減だった。

沖縄USJ計画 特区活用 建ぺい率上限を緩和

沖縄USJ計画 特区活用 建ぺい率上限を緩和

政府は5月30日、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市)の運営会社が、沖縄県で計画している新たなテーマパーク建設を後押しするため、地域を限定して規制を緩和する「国家戦略特区」を活用する方向で調整に入った。
進出候補先とされる同県本部町(もとぶちょう)の国営公園「海洋博公園」跡地で建ぺい率の上限緩和などが柱となる。政府が進める沖縄振興の目玉にしたい考えだ。

福井・マイセンファイン 玄米・大豆で海外市場開拓

福井・マイセンファイン 玄米・大豆で海外市場開拓

玄米・大豆加工食品販売のマイセンファインフード(福井県鯖江市)は海外販売を本格化する。北米の展示会に出展し、ホテルや外食店向けの販路を開拓する。香港では現地の投資家が、マイセンファインフードの加工食品を扱う代理店を設立した。中国のほか東南アジアへの足掛かりにする。今秋には新工場を稼働させ供給体制を整える。
マイセンファインフードは、国内で大豆と玄米を原料にした疑似肉「まるっきりお肉」(日本ではヒレ肉に似せたフィレタイプが100㌘入りで454円)や、玄米パン(1斤700円)を販売している。
海外では菜食主義者が多いほか、欧米を中心に小麦に含まれるグルチンにアレルギー反応を示す「セリアック病」患者が増えているため、疑似肉や玄米パンの需要が見込めると判断した。

6月の野菜卸価格2割以上高く 農水省が見通し

6月の野菜卸価格2割以上高く 農水省が見通し

野菜の卸価格は当面高値が続く見通しだ。農林水産省が5月29日発表した6月の見通しによると、消費量の多い14品目のうち月の前半は13品目、後半は6品目が平年より2割以上高くなるとしている。4月上中旬の日照不足と、下旬以降の雨不足の影響が残り、生育の遅れや品質低下を見込む。
キャベツは6月前後半とも平年比2割以上の高値になる見通し。千葉産などに雨不足の影響が残る。タマネギやジャガイモも平年比2割以上の高値が続きそうだ。夏野菜のトマトやナスは、6月前半は平年比で2割以上高いが、後半には平年並みに落ち着くとしている。キュウリは6月を通して前年並みの価格にとどまる見通しだ。

大阪府域の空き家 人口減で過去最多 13年時点67万戸

大阪府域の空き家 人口減で過去最多 13年時点67万戸

大阪府がまとめた2013年10月時点の住宅・土地統計調査の確報集計によると、府内の空き家数と空き家率が1948年の調査開始以来、最高だったことが分かった。全国の空き家数と空き家率も過去最高で同じ傾向となった。
同調査は総務省が全国で5年ごとに実施し、13年の府域分を府がまとめた。府内の総住宅数は458万6000戸で、このうち別荘などを除く空き家は67万8800戸だった。空き家率は14.8%で前回より0.4㌽上がった。空き家の68%は共同住宅だが、一戸建ても急増している。共同住宅では高層化も進んでいる。15階建て以上が7.9%、11~14階建てが18.6%を占め、いずれも前回調査に比べ比率が上がった。