スイカ、メロンの卸価格 天候不順で足元高値

スイカ、メロンの卸価格 天候不順で足元高値

夏に旬を迎えるスイカやメロンは足元では卸価格が高くなっている。東京・大田市場では熊本産のスイカ(相対取引・中値)が15㌔4100円前後と前年同期に比べ4割弱高い。茨城産のアンデスメロンも5㌔3000円前後と同2割高い。4月の天候不順で出荷量が減っている。スイカやメロンは4月上旬の低温や日照不足の影響が今の時期に出ている。一株あたりの実の数が減り、サイズも小さくなっている。天候は回復しているため生育も良くなり、スイカもメロンも6月の卸値は前年並みになる見込み。