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大阪市に「府市連携局」橋下市長 市議会に議案提出へ

大阪市に「府市連携局」橋下市長 市議会に議案提出へ

大阪市の橋下徹市長が大阪府・市が共同して進める事業を調整する「府市連携局」の設置を検討していることが5月22日、分かった。22日開会した定例議会に設置に必要な議案を提出する方針。これは、住民投票で否決された大阪都構想の中で中核実務を担っていた「府市大都市局」を6月末で廃止することに伴うもの。このほか、「海遊館」(大阪市港区)運営会社株の近鉄グループへの売却議案も提出した。会期は6月10日まで。

東大阪産イモ原料の焼酎発売 都市部の農地を守る

東大阪産イモ原料の焼酎発売 都市部の農地を守る

グリーン大阪農業協同組合(JAグリーン大阪、大阪府東大阪市)の女性グループは5月25日、自ら栽培したサツマイモを原料にした焼酎を発売する。都市部の農地を守る狙いで、農薬使用量の比較的少ないサツマイモを昨秋収穫、長崎県佐世保市の梅ヶ枝酒造に製造を委託した。JAの直売所2店で400本限定で販売する。価格は税込みで2999円。24日にはサツマイモ栽培に関わった市民ボランティアも参加し、試飲会を開く。

大阪・太閤園 5/24からホタル観賞イベント

大阪・太閤園 5/24からホタル観賞イベント

藤田観光グループで宴会場などを運営する太閤園(大阪市)は5月24日から、同社の庭園でホタルが観賞できるイベント「Healing Nights ほたる物語」を開く。京阪京橋駅から徒歩7分という都会に立地。小川のほとりで多くのホタルが飛び交う幻想的な景色が楽しめる。食べ放題飲み放題のビュッフェを用意するなど、食事も楽しめるようにした。

コーヒー豆下落 通貨安でブラジル産輸出拡大

コーヒー豆下落 通貨安でブラジル産輸出拡大

コーヒー豆の国際価格が下落している。指標となるニューヨーク市場では5月21日の取引で1㍀約128㌣と前日比7.5㌣安となり、2週間ぶりに130㌣を割り込んだ。主産地のブラジルでは今年の減産が予想されているが、通貨安を受けた輸出量の多さなど需給の緩みが意識されている。ブラジルのレアルがドルに対して安い。レアル安によって、生産者は採算が改善し輸出拡大に傾きやすい。4月の輸出量は、過去5年平均より2割多かった。

通天閣の天井画 鮮やかな色彩で72年ぶり復元

通天閣の天井画 鮮やかな色彩で72年ぶり復元

大阪のシンボル・通天閣(大阪市浪速区)で5月23日、第2次世界大戦中の1943年に焼損した、初代通天閣を彩った天井画の復元作業が終わり、報道陣に公開された。孔雀や色とりどりの花が描かれ、1階エントランスの天井を飾る。6月下旬から見学できる。
復元された天井画は縦横17㍍。初代の絵の現存資料は白黒写真だけだったが、再現作業の途中で版画家の織田一磨(1882~1956年)の作品と判明。原案となったカラーのデザインも東京都町田市で見つかり、72年ぶりに鮮やかな色彩で再現された。

13年漁業・養殖業の国内生産2%減の479万㌧

13年漁業・養殖業の国内生産2%減の479万㌧

政府は5月22日、2014年度の「水産白書(水産の動向)」を閣議決定した。13年の漁業・養殖業の国内生産は12年に比べて2%減少し、479万㌧になった。84年をピークに減少傾向が続いており、歯止めがかかっていない。
白書では「資源量の変動だけでなく、温暖化など環境変動による漁場の変化が大きな要因」と指摘。漁業経営体の減少も影響しているという。14年の漁業就業者数は17万3030人で、前年比4%減少。一方、新規就業者数は減少傾向から持ち直した08年以降、ほぼ横ばいで推移し、13年は1790人だった。

関空に医薬品の新輸出拠点「KIX-Medipac」開設

関空に医薬品の新輸出拠点「KIX-Medipac」開設

新関西国際空港会社は5月22日、関西国際空港内で輸出用の医薬品を保管、荷造りできる施設「KIX-Medipac(キックス・メディパック)」を25日に開設すると発表した。保冷庫を備えており。同じ建物内で医薬品の保冷保管と荷造りができる施設は日本の空港で初めてという。
施設は関空の国際貨物地区にあり、広さは約1450平方㍍。医薬品の種類に応じ、温度の異なる2種類の保冷庫を設けた。新関空会社は「医薬品空輸時の準備作業が大幅に短縮できる」としている。関西財界は関西圏を国際的な医療拠点とするよう政府などに求めている。

マルハニチロ 50年ぶり宮城・石巻市に冷食新工場

マルハニチロ 50年ぶり宮城・石巻市に冷食新工場

マルハニチロは宮城県石巻市に冷凍食品の新工場を建設する。現在の石巻工場は冷食の主力工場の1つだったが、2011年の東日本大震災の津波で壊滅的な被害に遭った。残った建屋を改修して操業を再開したが、復興計画で大型堤防の建設予定地となったため、内陸部に新設する。投資額は57億円。
冷食の新工場は約50年ぶり。2016年3月に着工し、稼働は17年4月の予定。生産能力は年6600㌧。売上高ベースで約66億円と現在の2倍以上になる。設備を順次増強し、将来は9000㌧規模に広げる。

総菜市場 14年は初の9兆円超え 日本総菜協会

総菜市場 14年は初の9兆円超え 日本総菜協会

総菜メーカーなどが加盟する日本総菜協会(東京都千代田区)は、2014年の国内総菜市場が9兆1080億円に達した見込みだと発表した。前年比では2.4%の拡大で初めて9兆円を超えた。共働き世帯や単身世帯が増え、調理から距離を置く人の需要を取り込んでいる実態が浮き彫りになった。総菜専門店15社、百貨店15社、総合スーパー24社、コンビニエンスストア10社を対象に調査を実施。その売り上げ伸び率を基に、市場規模を同協会が推計した。

近畿のスーパー4月売上高4.4%増 消費増税の反動

近畿のスーパー4月売上高4.4%増 消費増税の反動

日本スーパーマーケット協会など食品スーパー3団体が5月21日発表した近畿地方のスーパーの4月の既存店売上高(速報値)は、前年同月比4.4%増だった。前年4月は消費増税直後で売上高が落ち込んでおり、その反動が出た形。新店も含む全店ベースの売上高は同5.7%増の1734億円だった。