コーヒー豆下落 通貨安でブラジル産輸出拡大

コーヒー豆下落 通貨安でブラジル産輸出拡大

コーヒー豆の国際価格が下落している。指標となるニューヨーク市場では5月21日の取引で1㍀約128㌣と前日比7.5㌣安となり、2週間ぶりに130㌣を割り込んだ。主産地のブラジルでは今年の減産が予想されているが、通貨安を受けた輸出量の多さなど需給の緩みが意識されている。ブラジルのレアルがドルに対して安い。レアル安によって、生産者は採算が改善し輸出拡大に傾きやすい。4月の輸出量は、過去5年平均より2割多かった。